間取り解説、間取りの考え方。
今回の記事では住友不動産の規格住宅の間取りを見ながら、
良いところ、悪いところ、使い勝手はどうかなど色々私が思う事を書いていこうと思います。
間取りに関してはこれと言う正解は無く、自分としては最悪の間取りでも他の人からすれば最高の間取りだったりします。
別の人の視点から評価すると意外な発見もあったりするので何か参考になればと思います。
前回の記事はこちらから👇
・1階はこんな感じ。
・玄関ホールが手狭な気がします。
和室は6畳あるので和室のクローゼットと隣の収納庫をシューズクローゼットにした方が玄関ホールも少し広く取れて、靴の収納も充分足りてくると思います。
・トイレの向きを縦に変えて玄関寄りに配置すれば洗面脱衣室を広く取れてランドリールーム使い出来そう。
ただ回遊導線では無くなるのでどっちを取るかだと思います。
あとはトイレの前後を変えてドアの位置を変えれば廊下と洗面脱衣室を繋ぐドアの位置に洗面を配置出来そう。
トイレ後の手洗いと帰ってきてからの手洗い場に出来るのでそれもありだと思います。
・17.4畳のリビングに和室が6畳付いてます。
リビングに隣接する部屋があれば、
お客さんが来た時の部屋、
子供が小さい時にゲートで仕切ればちょっとした子供部屋、
子供が小さい時、2階で寝るのは大変なので暫定的な寝室、
親と同居、想定以上に子供を授かった場合の居室、
洗濯物を部屋干しする部屋、
疲れたからちょっと横になりたい時にコロコロ出来る部屋、
などとして利用出来ます。
6畳まで取れなくても4畳とかでも役割は果たしてくれます。
3畳となると人が3人寝るには狭く、
居室として使うにもさすがに狭いかなと思います。
・キッチンの向きはダイニング側を向いてますが、リビング向きにしたり、ダイニングとキッチンの位置を逆にしたりも出来ると思います。
この配置だとメリット、デメリットを考察すると。
メリット:
洗濯機への導線が良い。
買い物したものを入れる導線も良い。
壁の部分以外は見通しが良い。
デメリット:
リビングに入るとキッチンが丸見え。
テレビが見えない。
などが考えられます。
・冷蔵庫の位置ですが個人的にはキッチンの奥より手前のが便利かなと思っています。
ちょっとお茶を取りに行きたい時にコンロで調理をしているお母さんの後ろで冷蔵庫を開けるのは結構狭いと思います。
キッチンとカップボードの幅が余程取れてるならいいですがカップボードより冷蔵庫の方が基本的に奥行きが広く、ドアも開くので出来るだけキッチンと重ならないようにするか、
コンロの後ろは避けた方がいいかなと思っています。
その辺はパナソニックのショールームでキッチンとカップボードの幅をシミュレーション出来るスペースがあるので何度もシミュレーションしました。
家電量販店に行って冷蔵庫もいくつか目星を付けてドアの開く広さを確認してどのくらいスペースが必要かもシミュレーションしました。
冷蔵庫のサイズは大きいので600Lとかなのでそのサイズでシミュレーションしとけば問題ないと思います。
あとスペースに余裕があれば冷蔵庫と保存食入れとくように小型の冷凍庫も置けるスペースがあると最強だと思います。
現在夫婦と1歳児ひとりの3人暮らしなのですが冷蔵スペースは基本的になんとか足りるのですが、冷凍スペースは足りないことが多くなります。
60L〜120Lくらいの冷凍庫があったらコストコ行った時とかスーパーで肉が安い時にまとめ買いしておけるのになーと思います。
・2階はこんな感じです。
・主寝室10畳+ウォークインクローゼット3畳、子供部屋が6.5畳×2部屋。
子供2人でそれ以上予定が無ければ文句無しでしょう。
子供達も自分の部屋がこれだけあればなんの文句もないでしょう。
子供が小さいうちは部屋を繋げたりもしますが主寝室が10畳もあるので小さいうちは主寝室でも4人くらいは全然寝れると思います。
・贅沢な使い方ですが収納庫の部分。
収納量が問題無ければ吹き抜けにしても面白いと思います。
玄関ホール部分を吹き抜けにすることによって家に入った際に開放感が出るのでありだと思います。
吹き抜けは空調の効きが悪くなるのですが玄関ホールであれば空調の効きは気にしなくてもいいので。
・最近はベランダを付けない、最小限にする家が多いです。
我が家もベランダはかなり小さくしました。
ベランダを減らすメリット、デメリットとして。
メリット:
減額になる。
メンテナンスの手間が減る。
転落の危険性を減らせる。
デメリット:
室外機を置くスペースが減る。
洗濯物を干す場所が減る。
・デメリットに関して、
基本的に部屋干しの家庭なら洗濯物に関しては問題ないのですが、エアコンの室外機を置く場所が必然的に地上になります。
洗濯物を部屋干ししてる家庭であればベランダは無くてもデメリットはほとんど無いのですが室外機を置く場所だけはどうしても地上に置く事になります。
配管が長くなるので景観が悪くなるのと、エアコン設置の際に余計に金額が掛かる場合があるのでそこだけは事前に把握しておいてください。
坪数34.69坪
建築面積57.96m² (17.53坪)
1階面積57.55m² (17.4坪)
2階面積57.13m² (17.28坪)
延床面積114.68m² (34.69坪)
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・私の話をしますと、
8社程に見積もり依頼をして、ほとんどはカタログが届いたり、メールのみ来たり、規格住宅の図面が届くだかでした。
そんな中で3社からは私の要望を取り入れた間取りが届きました。
トヨタホーム、ヤマダホームズ、積水ハウスの3社です。
我が家は住友不動産で建てましたが見積もりを取った中で良かった間取りランキングを付けるなら2位と3位にトヨタホームも積水ハウスが入ってきます。
そのぐらい要望を上手く取り入れた良い間取りを作ってくれるので相見積もりの手段として利用するのはめちゃくちゃ良いです。
トヨタホームに関しては金額的にも鉄骨メーカーにしては安かったので住友不動産と出会ってなければトヨタホームで建ててた可能性も充分あったと思います。
タウンライフのデメリットとして、
・必ず見積もり、間取りを送ってくれるとは限らない。
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と言うデメリットもあります。
私も8社に依頼をしたのですが実際に間取りが届いたのは3社のみでした。
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家づくりを全て自力で行うのはかなりの労力が居るのでこういった無料で使えるものはドンドン有効活用しちゃっていいと思います。
使えるものは使って後悔の無い家づくりのアシストになれば幸いです。