間取り解説、間取りの考え方。
今回の記事では住友不動産の規格住宅の間取りを見ながら、
良いところ、悪いところ、使い勝手はどうかなど色々私が思う事を書いていこうと思います。
間取りに関してはこれと言う正解は無く、自分としては最悪の間取りでも他の人からすれば最高の間取りだったりします。
別の人の視点から評価すると意外な発見もあったりするので何か参考になればと思います。
前回の記事はこちらから👇
・1階はこんな感じ。
・玄関ポーチが囲まれてるのが良いです。ある程度は雨で濡れません。
もう少しスペースがあれば自転車も濡れない場所に置けそうですがこの間取りでは難しいかも。
新築工事の際、外構工事の際、自転車置き場は案外忘れがちなので検討しておきましょう。
今現在乗っていなくても新居に引っ越してから乗り始めたり、子供が出来たら乗り始めたりします。
自転車を長持ちさせる為には出来れば屋根で雨が防げる場所に置ければベストです。
玄関ポーチの屋根の部分を広くして自転車を置くのも1つの方法です。
・この間取りの場合、ソファの大きさや置き場所によってはリビングと和室の導線が悪くなります。
テレビの位置とソファの位置を反対側にすれば改善出来そうですが、その辺もシミュレーションしておくと良いと思います。
・トイレと階段下収納を入れ替えて収納の扉をキッチン側にすればパントリーとして使えます。
和室のクローゼットと階段下収納とトイレの位置関係をいじれば2畳のパントリーにも出来ると思います。
パントリーが2畳あればかなり食料品を保管出来ます。
冷蔵庫なんかもパントリーに隠す事も出来ますし、小型の冷凍庫なんかも置くスペースが出来ます。
・ホールが広めに取れてます。
家の中の交差点になってるのでこのぐらい確保していた方が人の往来の際に余裕があってストレスは少なくなると思います。
もったいないなと感じるなら収納スペースを増やしても問題ないと思います。
・LDKに隣接した和室が6畳あります。
繋げて広いLDKにしてもいいのですが、分ける事によって幅広い使い方が出来ます。
お客さんが来た時の応接間、
お客さんが泊まる部屋、
親が同居した時や子供が想定より増えた時の部屋、
子供が小さい時の寝室、子供が小さいときは2階で寝るのは大変なので1階に寝れるスペースがあると良いです、
美容室など自宅で商売をする時の店舗や事務所、
洗濯物を部屋干しする部屋、
などなど和室で無くてもいいですがLDKと分けて部屋がある、もしくは将来的に分けれるように出来ると使い方の幅が広がります。
・ 階段の登り口を左からにして階段下収納と洗面脱衣室を繋げればランドリールームとしても使えます。
・勝手口に関して、玄関やテラスなどから近い場合は付ける必要はかなり低いと思います。
この間取りの場合は玄関からもテラスからも遠いので使用頻度はあるかもしれません。
ビン、カンなどのゴミ置き場を勝手口の周りに置きたいなど具体的な利用方法があるなら設置した方が良いですが、
なんとなく付けると使わない場合もあります。
その場合は勝手口を窓に変更すると減額になりますし、窓の付近に物なども起きやすくなるのでオススメです。
勝手口をつける際は利用方法を検討してから設置してください。
・2階はこんな感じです。
・6畳の部屋がトイレと隣り合わせてるので音が気になるかもしれません。
可能であればトイレと居室は隣り合わせない方が無難です。
・贅沢な使い方ですが主寝室の部分を吹き抜けにしても面白いと思います。
リビング自体は16畳ほどなので吹き抜けを付けるとかなり開放感は出ます。
・子供部屋が7畳×1部屋、6畳×2部屋なので不公平感が出る可能性があります。
子供が3人なら年長者が大きい部屋にするか、
子供2人なら大きい部屋はファミリークローゼット、収納庫、ランドリールームとして使うか。
・子供が小さいうちは主寝室と6畳の部屋どちらかを繋げて14.5畳の大きい主寝室にしてもいいと思います。
子供が小さいうちは主人室で家族団らんで寝て、大きくなったらそれぞれの部屋で寝る。
そんな使い方もありだと思います。
・
坪数35.56坪
建築面積59.62m² (18.03坪)
1階面積57.96m² (17.53坪)
2階面積59.62m² (18.03坪)
延床面積117.58m² (35.56坪)
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・私の話をしますと、
8社程に見積もり依頼をして、ほとんどはカタログが届いたり、メールのみ来たり、規格住宅の図面が届くだかでした。
そんな中で3社からは私の要望を取り入れた間取りが届きました。
トヨタホーム、ヤマダホームズ、積水ハウスの3社です。
我が家は住友不動産で建てましたが見積もりを取った中で良かった間取りランキングを付けるなら2位と3位にトヨタホームも積水ハウスが入ってきます。
そのぐらい要望を上手く取り入れた良い間取りを作ってくれるので相見積もりの手段として利用するのはめちゃくちゃ良いです。
トヨタホームに関しては金額的にも鉄骨メーカーにしては安かったので住友不動産と出会ってなければトヨタホームで建ててた可能性も充分あったと思います。
タウンライフのデメリットとして、
・必ず見積もり、間取りを送ってくれるとは限らない。
・返事がいつくるかわからない。
と言うデメリットもあります。
私も8社に依頼をしたのですが実際に間取りが届いたのは3社のみでした。
また、間取りが届いたうちの1社も数ヶ月してから届きました。かなり良い間取りだったのですがその段階でもうほぼほぼ住友不動産で決まっていたので今から他のハウスメーカー回るのは難しいのでお断りになりました。
なので、もし最初から本命のハウスメーカー。絶対に行きたいと思っているハウスメーカーがいるのであればそこはタウンライフ経由ではなく直接展示場に行った方が確実です。
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家づくりを全て自力で行うのはかなりの労力が居るのでこういった無料で使えるものはドンドン有効活用しちゃっていいと思います。
使えるものは使って後悔の無い家づくりのアシストになれば幸いです。